vol.7

MAGAZINE.読む健康マガジン

2020/9/4

熱中症や夏バテ対策に!夏はすっきり美味しい麦茶を飲もう

麦茶

季語としても読まれる「麦茶」はまさに夏の風物詩。この季節になると、常に冷蔵庫に麦茶を冷やしているご家庭も多いのではないのでしょうか?
夏に麦茶を飲む歴史はとても古く、日本では昔から夏の定番飲料として愛されています。
この記事では、なぜ「夏は麦茶」なのかをご紹介します。

古くから夏に麦茶が愛されてきた理由

 

1.麦茶にはカフェインが含まれない

コーヒーや緑茶、紅茶などにはカフェインが含まれています。カフェインを多く摂取すると、興奮作用や利尿作用、不眠などの症状が起きるので、寝る前にカフェインを摂りたくないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、熱中症の原因で多いのが、寝る前に水分補給をせず、寝ている間に汗を大量にかいて熱中症になってしまうということです。

これを避ける為には寝る前にコップ1杯の水分補給が大切と言われています。

麦茶にはカフェインが含まれていないので、寝る前の1杯に最適なのです。

また、糖質類を含まないのでカロリーもほとんど含まないのも嬉しいポイントです。

 

2.体温を下げてくれる

夏などの暑い時期に汗をかいて血中のミネラルが失われると体内の機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまいます。

麦茶に含まれるカルシウムや鉄を摂取することで、これらを防止すると言われています。

また、麦茶にはミネラルが含まれているので、汗をかいて失われたミネラルも効率よく補給できるというメリットもあり、夏バテや熱中症に最適な飲料とされております。

 

3.血の流れを良くしてくれる

外は猛暑、しかし通勤の電車やオフィスは冷房でキンキン。これらを繰り返してしまうことで血管が収縮し血の流れが悪くなる事で、夏バテになってしまいます。

麦茶には血の流れを良くしてくれるアルキルピラジンという成分が含まれています。この成分は血流を改善するという作用が近年の研究で報告されています。

 

美味しい麦茶の淹れ方

スーパーなどで売られている麦茶パックの淹れ方は、大きく分けて「水出し」と「お湯出し」の2種類があります。

主な違いは作業工程の手間さで、煮たからといって栄養成分が多くなるとか失われるなどはありません。ただ、その手間をかける事で麦茶の味わいや香ばしさが増してきます。

それぞれを沸かしたり冷ましたりするなど、作業工程にかかる時間が大きく異なるので、使用する場面に応じてお好みの淹れ方で美味しい麦茶を飲みましょう。

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