2022/6/20
2021/6/23
不安になる健康診断!どんな検査項目があるかまとめてみた
「健康診断」、その言葉を聞くだけで不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?血圧、血糖値、コレステロール値…どこかの検査項目で引っかかってしまい、「要再検査」「要精密検査」といった結果が届いてしまう可能性も…。今回はそんな健康診断にはどんな検査項目があるのかまとめてみました。
目次
健康診断ってどんな種類の検査があるの?
健康診断は大きく特殊健康診断と一般健康診断に分かれています。特殊健康診断は法律が定める有害業務を行う人が受ける検査で、一般健康診断は職種を問わず行う検査です。今回は、誰もが受けることになる一般健康診断をご紹介します。
一般健康診断とは
一般健康診断は前述の通り、すべての企業が対象となり、職種関係なく実施される健康診断です。雇入れ時や定期健康診断などがこれに当たります。それぞれ健康診断を受診するタイミングですが、雇入れ時は入社前から入社後まで人により異なります。また、定期健康診断は前回診断を受けてから1年以内に一回となっています。雇入れ時に限り、入社前3ヵ月以内に健康診断を受けているのであれば、会社に結果を提出するだけで健康診断を受けなくていい場合もあります。その際は必要項目を全て受診しているか確認しておきましょう!…しかし、どのような検査項目があるのかわからない方もいらっしゃるかと思われますので、一緒に見ていきましょう。
雇入れ時の検査の種類は?
新しい会社に入社して、これから検査を受けられる方は以下のような項目があります。
1, 既往歴及び業務歴の調査※
2, 自覚症状及び他覚症状の有無の検査※
3, 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4, 胸部エックス線検査
5, 血圧の測定
6, 貧血検査(血色素量及び赤血球数)※
7, 肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)※
8, 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)※
9, 血糖検査※
10, 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
11, 心電図検査
(厚生労働省 発行資料より引用)
※1~2は医師による問診 / ※6~9は血液検査
定期健康診断の検査の種類は?
定期健康診断の検査項目は以下の通りです。
1, 既往歴及び業務歴の調査※
2, 自覚症状及び他覚症状の有無の検査※
3, 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
4, 胸部エックス線検査及び喀痰検査
5, 血圧の測定
6, 貧血検査(血色素量及び赤血球数)※
7, 肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)※
8, 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)※
9, 血糖検査※
10, 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
11, 心電図検査
(厚生労働省 発行資料より引用)
※1~2は医師による問診 / ※6~9は血液検査
定期健康診断は雇入れ時の健康診断の検査項目と異なる点があります。まず、肺がん等を調べる喀痰検査(痰を取る検査)が追加。さらに場合によっては、お医者様の判断で一部検査が省略されることもあります。
以下がお医者様の判断で定期健康診断時に省略できる項目です。
・身長
・腹囲
・胸部エックス線検査
・喀痰検査
・貧血検査(血色素量及び赤血球数)※
・肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)※
・血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール、血清トリグリセライド)※
・血糖検査※
・心電図検査
※血液検査
詳しくは厚生労働省発行のこちらの資料をご確認ください。
→https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000103900.pdf
まとめ
いかがだったでしょうか?健康診断で「要再検査」や「要精密検査」など、悪い結果が出たらどうしよう…と不安な人もいるかと思われます。そんな人は次のような記事も参考にしてみて下さいね。
是非ご活用ください!